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CSVファイルの取り扱いについて

CSVファイルとは

あるデータを特定の項目ごとに「,（カンマ）」で区切って並べてあるファイル形式のことです。画像などは含まず文字のみで構成されており、さまざまなアプリケーションで利用されます。

Microsoft Excelを使用した場合の動き

Excel（エクセル）は、数字を扱う場合に特定の自動処理がなされるようになっており、 CSVファイルを開いた場合、元データとExcel上の表示が一致しない場合があります。 また、表示が一致しないまま上書き保存することで、意図しないところで値が変更されてしまう場合があります。

先頭のゼロが省略される

Excelでは、先頭がゼロで始まる数字列は、先頭のゼロがすべて省略されてしまいます。

例

「0600000」「テスト」という情報が、CSVファイルとして保存されています。

Microsoft Excel で開くと「600000」「テスト」と表示されています。

「600000」には手を加えず、「テスト」を「てすと」に修正し、そのまま上書き保存します。

「0600000」として保存していたはずのデータが、Excelで表示されていた「600000」に書き変わっています。

• 数字のほか、時間・日付なども表記が変わってしまう場合があります。

対処法

テキストエディタの使用

• メモ帳*1

エラー対処法として、CSVファイルの編集にExcelを使用しないことが挙げられます。CSVファイルは文字の集まりですので、編集にはテキストエディタを使用します。 テキストエディタは、ウィンドウズ付属の「メモ帳」のほか、無料で公開されているアプリケーションが便利です。