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データグリッド編集

最新のLIMSでは、表形式での編集機能(データグリッド編集)や一覧表の表形式での出力(データグリッドへの出力)が追加されました(一部の編集画面のみ)。

  • データグリッド編集
    • 表形式での編集
    • 指定した範囲のコピー・貼り付け
    • インポート・エクスポート(CSV・タブ区切り形式)
  • データグリッドへの出力
    • エクスポート(CSV・タブ区切り形式)

例:

  • 賃等報告のデータグリッド編集画面の例
datagrid4_s.png

データグリッド機能対応の編集画面・一覧表

現行でデータグリッド編集に対応している編集画面・一覧表は以下の通りです。

  • データグリッド編集
    • 「年度更新」の「賃等報告」
    • 「社会保険」の「算定基礎届」「月額変更届」
  • データグリッドへの出力
    • 「給与計算」「賞与計算」の「振込依頼書一覧表印刷」
    • 「給与計算」の「住民税一覧表印刷」

一覧表のデータグリッドへの出力

対応している帳票印刷ダイアログでは、出力先が「帳票印刷」「データグリッド」のいずれかが指定できます。ここで「データグリッド」を指定すると、帳票印刷される内容と同様の内容が表形式で表示されます。

datagridout_s.png

データグリッドに表示されたデータは、コンマ区切り(CSV)またはタブ区切りのテキストデータとしてエクスポートすることが可能です。後述の「エクスポート」を参照してください。

データグリッド編集画面の起動方法

データグリッド編集対応の編集画面では、以下の操作で表編集の画面を開くことができます。

算定基礎届編集画面[Shft+F5:グリッド]
月額変更届編集画面[Shft+F5:グリッド]
賃等報告編集画面[Shft+F5:グリッド]
  • 賃等報告編集画面
    datagrid2_s.png
    [Shft+F5:グリッド]

データグリッド編集の使い方(賃等報告)

ここでは例として、賃等報告でのデータグリッド編集の使い方を説明します。

1.賃等報告画面を開く

[年度更新][賃等報告]メニューから、賃等報告編集画面を開きます。

datagrid1_s.png

2.「Shift+F5」を押す

キーボードのShiftキーを押しながらF5を押します。

datagrid2_s.png

すると、データグリッド編集用のウィンドウが表示されます。

datagrid3_s.png

この各項目について、直接入力することが可能です。

また、表全体をエクスポートしたり、インポートして表にデータを取り込むことも可能です。

datagrid4_s.png

編集例


3.LIMSへのデータの反映

データグリッドを変更後、右下の「更新」ボタンを押します。

datagrid5.png

確認ダイアログ


確認ダイアログが表示されるので、更新する場合は「はい」を押してください。

4.賃等報告画面の確認

データグリッドウィンドウが閉じ、変更された値が賃等報告画面に反映されます。

datagrid6_s.png

賃等報告編集画面に反映


CSVやタブ区切りファイルの入出力

データグリッドでは、表示している内容をCSV(カンマ区切り)やTSV(タブ区切り)の形式で、ファイルやクリップボードへの出力(エクスポート)や入力(インポート)が可能です。

datagrid7_s.png

エクスポート

グリッドの内容をファイルやクリップボードに出力したい場合は、データグリッド編集画面左下の「エクスポート」ボタンを押してください。

エクスポートの設定

datagrid_export1.png

エクスポート先の設定
ファイルに出力
右のボタンを押して、出力したいファイルを指定してください。
指定されたファイルにデータグリッド全体の内容が保存されます。
クリップボードにコピー
データグリッド全体の内容がクリップボードにコピーされます。
項目の区切り文字
CSV(カンマ区切り)
出力される項目が「,」(コンマ)で区切られます。
TSV(タブ区切り)
出力される項目がタブ文字で区切られます。Excelにクリップボードから貼り付ける等の場合はこちらが便利です。

インポート

CSVファイルやクリップボードからグリッドに内容を取り込みたい場合は、データグリッド編集画面左下の「インポート」ボタンを押してください。

インポートの設定

datagrid_import1.png

インポート元の設定
ファイルから読み込み
指定されたファイルの内容をデータグリッドに読み込みます。。
クリップボードから読込
クリップボードからデータグリッドに読み込みます。
項目の区切り文字
CSV(カンマ区切り)
読込元のデータが「,」(コンマ)で区切られている場合は「CSV」を指定してください。
TSV(タブ区切り)
読込元のデータがタブ文字で区切られている場合は「TSV」を指定してください。
キー項目
読込元からデータを取り込むとき、読み込む行がどのレコード(段)の値であるかを示す「キー項目」を指定してください。 表示されている「キー項目の候補」のうち、「キー」とする項目にチェックを付けて指定してください。

インポート元データの仕様

インポートに使用する読込元データ(ファイル又はクリップボード)は、以下の仕様でなければなりません。

  1. 1行目がヘッダとして項目名の並びであること
  2. 項目名がデータグリッドの項目名と一致していること
    項目の名前で読み込むデータを特定します。項目の並び順は問いません。
    また、読込元データに存在していない項目は更新されません。
  3. キーの値は必ずLIMSの書込先に存在するデータであること~

キー項目として使用可能な項目の候補は、各編集画面ごとに決まっています。
たとえば「賃等報告」データグリッドでは、「給与賞与」項目がキーとなります。

そのため読込元のファイル(又はクリップボード)には、必ず「給与賞与」項目が必要で、それらの値が「給01」〜「給12」「賞01」〜「賞03」のいずれかでなければなりません。


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