ガイド/社会保険/月額変更届を作成する

月額変更届を作成する。

メニュー：[社会保険][月額変更届]

1.処理する事業所を選択します。

• [保険整理番号]で、表示する従業員範囲を指定します。
• [開始月]は自動セットされます。（変更可能）
• [了解]・・・従業員情報を取得し画面を開きます。
• [全会社]・・LIMSに登録されている事業所マスタの中から、同じ記号番号の従業員情報を取得し、画面を開きます。（本社一括で処理している場合など）

---

2.従業員情報が読込まれます。

---

3.[F5:賃金読込]をします。

基礎日数・算定賃金額の集計条件を指定します。

• 基礎日数の設定
  • [基礎日数]・・・月別賃金台帳に保存されている[労働日数]か[常用日数]を選択します。
  • [欠勤控除]・・・上記[基礎日数]から欠勤日数を控除するか設定します。
  • [有給日数]・・・上記[基礎日数]に有給消化日数を加算するか設定します。
• 報酬額読込設定
  • [社保非算]・・・賃金台帳の「総支給」から「社保非算入」に記録されている金額を除くかどうか設定します。
  • [加算読込]・・・従業員マスタに指定した「加算額」を読み込むかどうか指定します。
  • [現物支給]・・・現物支給の金額を0に初期化するかどうか指定します。
  • [社保調整]・・・賃金台帳に記録されている「社保調整額」を読み込むかどうか指定します。

---

4.月額変更対象者と非対象者を表示します。

• 非対象者はグレーで反転して表示されます。
• [従前改定]と[改定年月]を確認してください。

• [F9:連削除]で非対象者のみ削除され、対象者のみ表示されます。

---

5.[F2:印刷]をしてください。

• 届出書、保険料変更通知書を印刷してください。
• 固定賃金チェック表では、社会保険の固定的賃金の変動額を表示し、変動幅（10,000円単位）を★印で表しています。
  
  「社会保険固定的賃金額」は給与計算機能を利用している場合に正しく判定されますが、「賃金台帳」から直接入力している場合は、総額のみの判断となりますので注意してください。

---

6.適用する料率を確認します。

• [F7:新料率]で適用する料率を確認します。
• 問題なければ[OK]を押下します。
  
  
• このダイアログで表示される料率は[マスター][会社マスター][社会保険・雇用保険]で設定された値を表示しています。
• このダイアログで表示されている設定を変更し保存することにより会社マスターも更新されます。

---

7.[F1:保存]すると従業員マスターを更新します。

• 最初に確認メッセージが表示されます。既に必要帳票を出力済みの場合は[はい]を押下してください。

---

8.従業員マスターが更新されます。
【更新前】

【更新後】

---

• 月額変更処理は、給与計算終了後、賃金台帳入力後、速やかに処理を行ってください。
• 算定結果の適用時期との関連についてはこちらをごらんください。