一括有期事業報告書作成システム(Ikkatsu)は、事業の種類・工事の請負総額・工期を入力すると労務費率・保険料率を自動判定し、賃金総額・保険料を自動的に算出し、開始届・報告書・総括表を作成するソフトウェアです。
会社の情報を入力します。会社名称や会社の住所のほか、その会社の労働保険番号を一社につき最大4つまで登録することができます。
また、労働保険番号ごとにメリット増減率が登録でき、保険料計算の際にメリット料率*1を適用するかどうか指定することが可能です。
開始された有期事業は管理画面から簡単に登録することができます。登録された有期事業(開始工事)は開始届に集計されます。
また、登録した有期事業は完了登録をすることで、報告書・総括表に集計できるようになります。
印刷メニューから、会社名・労働保険番号と工事の開始年月を指定するだけで、簡単に開始届を作成することができます。事業の名称や労働保険番号などは自動的に印字されます。
基本情報を入力したら、あとの作業はIkkatsuにおまかせ。
事業の情報を入力します。工事の名称のほか、請負金額と工期を入力します。入力された情報をもとに、労務費率・賃金総額はIkkatsuが自動算出。印刷の際には、保険料率・保険料額も自動的に算出されます。
完了登録した情報は、有期事業(完了工事)の管理メニューから、簡単に編集することができます。
登録された有期事業をもとに、Ikkatsuが保険料率・保険料額を自動算出。
印刷ボタンを押すと、一括有期事業報告書と総括表が印刷されます。専用の用紙などは必要ありません。
また、一般拠出金の計算にも対応しており、計算結果を自動的に印字します。
Ikkatsuは保険料率の計算に、メリット労災保険料率(メリット料率)を適用することができます*2。
労働保険番号のメリット増減率を入力し、「メリット適用」欄にチェックを入れて保存。
入力された増減率をもとに、Ikkatsuがメリット料率を自動計算。
メリット料率を適用し、保険料額を再計算します。非業務災害率・基準労災料率などを、ユーザが入力する必要はありません。
通常動作にもどすには、「メリット適用」欄のチェックをはずすだけ。瞬時の切り替えが可能です。