「マスタ更新 - 扶養親族人数の更新」機能について「扶養親族人数の更新」機能は、LIMSに登録されている家族の扶養属性を元にして、 指定された対象年についての「扶養親族区分」を自動設定する機能です。 「扶養親族人数の更新」機能 新しい年の最初に支給される給与(賞与)においては、前年の扶養親族区分(年少・特定・老人など)から、年齢などにより本年分の扶養親族区分に改定を行う必要がありますが、「扶養親族人数の更新」では、会社・処理年を指定してすべての従業員の扶養親族区分を一括して更新することが可能です。 !H30年以降の新機能! その際に、便宜的に「本年分の所得見積額」を「前年分の年末調整での所得(本人・配偶者)」から自動判定してセットする機能も指定可能です。 1.控除対象配偶者と扶養親族・障害者人数の更新会社と判定年を入力することで、その会社の従業員の「扶養親族区分」が自動的に判定年における状況に更新されます。 以下の項目が設定されます。
なお、この更新処理は「扶養人数」更新設定が「1 自動更新」が選ばれている場合のみ行われます。「0 手動入力」の場合は、更新処理は行われません。
2.本人・配偶者の所得見積額の設定(2018年以降)平成30年の配偶者控除の改定により、本人及び配偶者の所得の見積額を元に、
とされることとなりました。この改定に対応するため、従業員マスタに追加された所得見積額欄に、
を登録することで、上記配偶者の控除区分をLIMSが自動判定することになります。 その設定を補助するための機能として、前年分の年末調整データ(たとえば平成30年用の判定処理であれば、平成29年の年末調整データ)を元として、本年分の所得見積額を自動判定する機能を追加しています。 所得見積額(本人分・配偶者分)を設定するかどうか
3.従マス扶養人数「手動入力」時の移行処理用平成29年が終わった時点では「源泉控除対象配偶者」が指定されていないため、そのまま平成30年の給与計算処理等を行ってしまうと、扶養人数が減って源泉徴収処理が行われてしまいます。 上記で説明した「扶養親族人数の更新」は、扶養人数の更新設定が「自動更新」であれば「源泉控除対象配偶者」の更新が行われますが、「手動入力」にしている場合には更新されません。 そこで、平成30年の初回に「控除対象配偶者であれば源泉控除対象配偶者として指定する」移行用の機能を追加しています。 また、「手動入力」設定でも、本人の「未成年者」フラグを設定するための機能も追加してあります。
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